パートナーを自死で亡くした方の語りの会

不定期に行われている「パートナーを自死で亡くした方の語りの会」が台風のさなかに行われた。

午前はまだ警報が出ておらず会の最中に警報が出始めた。

台風で中止になるかもしれない、でも絶対に開催して欲しいとの願い。

今回は亡くして10年目の方がおふたり。4年の方がお一人。

そして病気で夫を亡くして3年の私。

皆さんの語りの中に、行方不明になり警察に行ったのにも関わらず「人が一人いなくなったくらいでは警察は動かないんですよ、思い当たる場所はありませんか?」そんな言葉を皆さんが浴びていたことがわかった。

人が一人いなくなったくらい、

そうなのかもしれない。でもかけがえのないたった一人なのに。

その時間には生きていたのに、もし探せていたら、見つけられたら、

そんな思いを共有する。

自分のせいだ、自分が気づいてあげていたら。

自分が遺族だなんて分かち合いに行っていいのか。罰を受けるべき自分は遺族として泣くことが許されるのか。

そんな葛藤。

生きていた夫たちの遺した言葉をたどり、生きていた夫の日常をたどり、今生きている自分を許してあげる時間の共有。

夫たちはきっと怒っていないよ。

探してくれなかったのか!なんて思っていないよ。

きっと見守っている。

リヴのパートナーの自死の語りの会は、カウンセリングを受けた方が対象です。

また、同じ時間を共有しましょう。