年の瀬に
年の瀬は家族のイベントの多い季節。
楽しく華やいだこの時期は、自分もたくさんの楽しいイベントが目白押しなのにもかかわらず、運転しながらなんだか泣けてくる。
クリスマスや年の瀬は何となく辛い。
楽しい時間もあるのに、胸の中をスースーと風が吹くのは誰にも止められない。
亡き人とのクリスマスはもう二度とない。
生きている人とも今この時のクリスマスや今この時の時間は二度と来ないよね。
今は刻々と過ぎて行く。
年の瀬の華やいだ空気はいつも切なくなる。
こんな時間を今からどれくらい過ごすのかと先が果てしなく遠い気持ちにもなるけれど、それが生きていくということなのだとまた思う。
ゴールで待っている人たちを思いながら、一歩ずつ歩いて行こう。
よく歩いて来たねとゴールで待っている人からの言葉を期待しながら。
先にゴールした貴方もまた、そんな言葉をもらったのだと思う。
皆様、また来年もとりあえず生きていきましょうね。