命日


今日は三女の母の命日だ。

昨日は三女と大げんかをした。

お互いに言い合いちょっとした一言で「ほんまの親じゃないからそんなに気を使うのが⁈」と私も言い出し、悲しいわ!と二人とも泣く。

あーあ、明日はお母さんの命日やし甘い物も買おうか?とか話そうと思ってた矢先。

出会った時に中学生だった三女も大人になった。

私の娘たちの自立(親元を離れる)は早かった。この年齢の子どもと住むのは三女が初めてだ。

とはいえ最近やっとここに住んでみるーて軽いノリで一人暮らしの住処を見つけたところでそろそろ引っ越しだけど。毎週帰ってくる、と言ってますが(笑)なんやそれ!

朝になりいつもと違う暗い空気で朝の用意をしている三女に声をかける。

ボソボソと会話し家をでた三女からLINEが来る。

「そんなこと思ってない。」

「分かってるで、ごめんな」と返す。

世間はみんなほんまの親じゃないからかわいそうだったり、大変やとか複雑やとか三女に言ってくるらしい。「みんな、めっちゃ言ってくる」とこぼす。

せやなあ、世間てそんなもん。

世間目線が傷つけるのにね。

三人の娘とも同じように腹立つし同じように可愛い。

腹立つから喧嘩もする。

何しろ大人になった娘と住むのは初めてのことやからね、私は。

一番甘えてくるのもこの三女。しっかりしーや!となるのもこの三女。

LINEのやりとりをしながら涙が出てくる。

三女も「電車やのに涙でるわ、素顔やし何この子?となる」と言う。

失恋したと思われとき、と返し、お母さんの命日やし少し早めに帰ってきてなと伝える。

貴女をこの世に産んでくれたお母さん、私と貴女を出会わせてくれたお母さんを一緒に偲ぼう。

血縁が一番大切と思う世間の人の価値観はほっときましょ。

関係性が大事なんだよ。血縁がという価値観は正しいことを言っているという傲慢さがあり人をを平気で傷つける。そして傷つけかことに気づいていない。

血が大切と思うところに実は闇があるのにね。

ま、私はそんな人らとは関わらんけどね。