小学校中学校高校に勤務して自分の学校時代を思う。

給食は好きではなかったし、(どれだけ残しても怒られなかったのはよかったけど)休み時間に外で遊べと言われたら嫌だったし、それなりに楽しかったのだろうとは思うけど「すごく楽しかった!」と思うこともない。

休み時間や体育より授業の方が楽しかったし、先生の話も楽しかった。
でもそんなことを言うと嫌われそうで言わなかった。

体育や外遊びは無くなればいいのに、と思っていた。
学校は修行の場のようだった。

でも、小学校の図書館が大好きだった。

今思うと、すごーくアンティークな美しい建物だった。床は黒く光っていたし、階段の手すりは重厚な艶々した木だった。階段はゆるくカーブを描いていたように思う。
校舎とは別の建物で、まさしく図書館だった。

あの空間が大好きで、昼休みにそこでたくさん本を読んだ。

パールパックやトルストイ、伝記物も読んだ。推理物やなんやら探偵みたいなものは嫌いで全く読まなかったなあ。

何回も読み直したのはマリーアントワネット。
あの空間での時間が一番好きだった。

そういえば6年生の時の友達とのことで忘れられないことがある。

クラスの男子が教室にヘビを持ってきていた。
クラスの女子達が「先生にいいに行こう!」と集まり、私はヘビも見てないしダメかどうかもわからないけど行こ行こと腕を取られその集団について行くことになる。

その後に、率先して先生に事情を言っていた何人かの女子達が「私が言いつけたこと言わないで」と私に言う。

その男の子を好きだったからか、怖かったからか。

私は訳もわからずついてきたけど、ああそーなのかとなる。

教室に戻って、その男の子と数名の男子が「おまえが言いつけたのか!」と私に言う。

まあ、ついて行ったし、仕方ない。
それを認めたけど、他の女子は一言も発しなかった。

「あのヘビはケガしてたんやぞ!」そうか、ヘビがいたことも知らんけど、ついて行った私は、先生に言いつけたのと同じだ。

私はその男子に謝った。

でも女子達は誰も何も言わなかった。
私が言いつけたことになった。

言わないで!と言ってた女子達のこともかわいそうだったししゃあないか、まあ、こんなもんやなと思ったことを鮮明に覚えている。

大人になっても似たようなことがあった気はする。

私が言ったことは言わないで、
なるほど。

助けては言われてもその人たちからは助けてはもらえないみたいな(笑)

それが嫌だったわけでもないし、なんで⁈とも思ってないけど。

なんでこんなことを思い出したのかなあと思う。

どこかの政治家のとんでもない発言を収めようとする人たちや自分ごとじゃ無い人たちを見て何となく思い出したのかも。

思っているけど言えない人たちには罪は無いし力を貸したいと思うけど、知らん顔の人には「あんたのことやで」と言っておきたいと思ったのかもしれないね。

そんなことをつらつら思い出す夜中。