人生を消化するという考え方

人生を消化するという考え方

新しい1年が始まりました。

身近な人を亡くしたり苦しい中にいる時に新年を迎えるということにどういう意味があるのでしょう。

自分の思いに関係なく幸せそうな華やかな周囲の景色が入ってきます。

誰も悪くありません。ただ何となく無くしたものを考えてしまうだけです。

それでも新年が来るから「また亡くなった人と出会える日が少し近づいた」と思うこともあります。

生きている自分を褒めることも出来ます。

残りの人生を消化と考えるなら、これでどれくらい消化したのかと思うのです。

ゴールの日は誰にも平等にやってきます。

急がず丁寧に消化していくことは「誰かの分まで生きる」とか「頑張って生きよう」とかとは少し違う気がします。

亡くなった誰かの分まで生きなくていい、自分の分を生きましょう。何も抱えなくてもいいのです。

これが正しいのかどうかはわかりませんが、個人的には積極的に生きるということから「人生を豊かに消化していく」という発想に変えられたらいいなと思っています。

どんな消化の仕方をするかはその人のやり方で。

あなたの消化が素敵なものでありますように。

今年もよろしくお願いします。