日常の中にある女性問題を考える

日常の中にある女性問題を考える

オミクロン感染拡大で、中止になっていた講座が1回のみ開催されることになり佐藤が行ってきました。

今回は子育て中のお母さん達と、日常の中にある女性問題を考えてきました。

育児や家事の責任を負わない人の活躍しやすい社会、制度はできたものの仕事の中断するのは肩身が狭い、あからさまに子育てしながらではこの仕事はできないのでと言われたという話も。

理由は女性であるということだけの被害、女性嫌悪などなど語り合いました。

その中で小さな時にスーパーで変な男性に追いかけられた方は、必死でお母さんを探してお母さんの元へ走った体験を語られました。
大人になってから、もしかしたら捕まって殺されていたのではないかとの恐怖か出てきたこと、なぜか自分か悪かったのか?と思ってしまったとも。
そして語るのが怖くて今まで話さなかったと教えてくれました。

その話を聞いて他の方からは高校生の時にエスカレーターの後ろからスカートを覗かれたとの話が出ました。
でもその時に前から来た女性が「こら!」とその男性に怒鳴ってくれた、そのことがとても嬉しくて力になったと言われました。

そして、子育てをしてる今、どの子にも目を注いで感心を持つことが誰かの力になるのではないかと語られました。

男性に優位な社会の中で、呼び方や、褒め言葉の中にもある女性差別に敏感になること、「困ってないからまあいいや」の気持ちが、実は今の社会を維持していることなどを語り合う良い時間になりました。

自分の子どもが将来違う性別を選ぶこともあるかもしれないからと、女性男性を感じにくい名前をつけたと言う方もおられました。

違うなあと思うけれど、反論する力が無いと言う方は理論や言葉が力になることをお伝えしました。

感想には日頃気づかないことや話せないことを考えられたとありました。

話をしに行った私が力をもらえました。

素敵な出会いに感謝。